スルファミン酸は、硫酸の水酸基をアミノ基に置き換えた無機固体酸です。化学式はNH2SO3H、分子量は97.09、一般に白色無臭の斜方四角形の結晶で、比重は2.126、融点は205℃です。水や液体アンモニアに溶け、常温では乾燥していて水に触れない限り、固体スルファミン酸は吸湿性がなく比較的安定しています。スルファミン酸の水溶液は塩酸、硫酸などと同じ強酸性であるため、固体硫酸とも呼ばれています。揮発性がなく、臭いがなく、人体への毒性が低いという特徴があります。粉塵や溶液は目や皮膚を刺激し、火傷を引き起こす可能性があります。最大許容濃度は10mg/m3です。スルファミン酸は、除草剤、難燃剤、甘味料、防腐剤、金属洗浄剤などの合成に使用され、一般的な化学原料です。
試験項目 |
UNIT |
仕様 |
純度 |
% |
≥99.5 |
硫酸塩 |
% |
≤0.05 |
Fe |
% |
≤0.001 |
WATER |
% |
≤0.03 |
水不溶性 |
% |
≤0.01 |
重金属(Pb) |
% |
≤0.0003 |
塩化 |
% |
≤0.002 |